第63回関東高P連神奈川大会

関東地区高等学校PTA連合会は、健全でたくましい心身と優れた知性を持ち、創造性に富み国際感覚豊かな青少年を育成するため、各県におけるPTA活動についての情報や意見の交換を行い、高等学校PTAの望ましいあり方を探求し、新しい時代の高校教育の充実と発展を推進するというものです。

この度、私は高橋先生・島田会長と参加いたしました。会場には4500名が入りました。全体会では湘南台高等学校吹奏楽部、金沢総合高等学校ダンス部、横浜南陵高等学校社会福祉部の皆様の素晴らしいアトラクションや手話ソング発表して頂き、開会となりました。

関東地区高等学校PTA連合会会長の挨拶、黒岩神奈川県知事などの来賓祝辞、表彰式、感謝状贈呈があり、大会宣言文が発表されました。メインテーマは「心ふれあう しなやかな 人づくり 〜学び行動するPTA〜」

サブテーマは

1.多様性を尊重し、個性や能力を伸ばす質の高い教育について学び、推進を支援する。

2.社会的・職業的な自立をめざす自分づくりの取組について学び、社会に貢献できる青少年の育成を支援する。

3.人を思いやることができる豊かな人間性や、多様な社会への理解力をはぐくむため、青少年を取り巻くより良い環境づくりを学び、環境の健全化を推進する。

4.家庭の絆や家庭での安心感を基盤とした人づくり推進ネットワークのあり方を学び、しなやかな人づくりを推進する。

5.これからの社会を生き抜くためのコミュニケーション能力とは何かを学び、心触れ合う人づくりを推進する。

6.自己肯定感とは何かを学び、子どもたちのやる気の育成を支援する。

次期開催県が栃木県であることが発表され、栃木県高等学校PTA連合会会長の挨拶等を頂き閉会となりました。続いて フリーアナウンサー羽鳥慎一氏による記念講演、「聞くちから、話すちから」が石川みゆき氏によるインタビュー形式で行われました。

70分の講演で本題に入るまでの話が大変盛りあがり40分は、羽鳥氏の平沼高校時代の話や、アナウンサーという職業を選択するに至ったきっかけ、また、フリーになった理由、さらに島田伸介氏の現在の様子や船越栄一郎氏が羽鳥氏に送った返信メールの内容など、色々なエピソードが盛りだくさんのとても楽しい講演でした。

翌日の分科会では、第1分科会〜第6分科会に分かれてそれぞれのテーマに沿って発表や講演などが行われました。我々が参加した分科会は県立青少年センターに場所を移し大島武氏による参加型のシンポジウムです。講演は故大島渚監督のご子息である大島武氏でした。大島氏はコミュニケーション学を教えているそうです。

講演内容は大きく分けて5つのテーマで話をされていました。最初、コミュニケーションは誤解がつきものという話です。例えとして「犬」という語から何をイメージするかを会場の方、何人かに聞いていました。

「家族」と「かわふわ」しているなどの回答がありました。どれも間違いではないのですが、それはすべての皆様が抱いているイメージとは言えないので、具体的に話すことで、ずれを解消できるという話をしていました。

2番目はわかりやすい話をするにはどのようにするかという話です。簡単な図を1人の方がみんなに伝えて正しく伝わったかというゲームをして、わかりやすく伝えるのは難しいということを実感しました。

3番目はコミュニケーションを円滑にするにはという話です。その中で興味深かったのは、年齢を重ねるほど人は話しの先がわかるので、聞き方が雑になってしまうという事を例に出して話されていました。よくある病の話を患者から聞かされる医者の例を出されていました。

4番目は子どもの気持ちで考えるという話です。子どもは大人の答えを求めているということでした。これは以外でした。たとえば、「答えはどっちですか」と子どもはよく聞くということでした。

5番目は子どもの可能性を伸ばすにはという話です。小さな成功体験の積み重ねと、失敗して自分には出来る事とできない事があることを知るのが重要という話でした。偉人や素晴しい発明をした方や芸術家などには共通点があると私は思います。その共通点を自分の子育てで実践すると、子どもの天才性を開花させる可能性が高くなると言います。

習い事をやってみて、子どもに向いているものを探して、集中している時は見守り、感情をあらわにすることを認めます。負けて泣いている姿はテレビでもよく見ます。悔しくて泣く方はさらに上達して強くなった方を今まで何度も見てきました。

表現することを認めるという事は、心を込めて子どもを尊重して育てるという事ではないでしょうか。習い事はやめてもいい、何かに集中している時は、風呂や食事・寝る時間になったとしても口出さない。大泣きするなどの感情表現は見守ると言うことを知っておくことは大切なのかもしれません。

私は子どもを6人育ててきましたが、子どもの才能を潰してしまったたかなぁ〜と反省する毎日です。子どもの習い事はできる限り長く続けさせましたし、子どもが何か集中していても、食事や風呂や寝る時間を守らせようと努力して、泣いていたら、泣き止ませようとしていました。

子どもの才能を伸ばす親になるには「知識」と「実行」が必要です。今の時代は一流大学に合格して、官僚や大企業にでも入れたら一生安泰のような幸せを求める時代ではありません。長時間労働パワハラなどに押しつぶされてしまうでしょう。

自分が好きなこと、自分が得意なことなどを見つけ、深めることで幸せになる時代だと思います。そして、このような幸せが加速する時代です。ですから、今の子どもたちは、自分の才能を伸ばすことが必要です。その時に大切なのは、自己肯定感や自信、心の安定などだと思うのです。